『ながら』運転は非常に危険な行為です。ながら運転が原因で多くの死亡事故が発生しており、事故発生時には重大事故につながる可能性が極めて高い交通違反です。前方を見ないままそれだけの長い距離を走れば、歩行者や停止車両が目に入ったときにブレーキが間に合わないケースは当然起こります。また、前方をしっかりと確認している場合と比べてブレーキのタイミングも遅くなるため、高速域で衝突する可能性も高く、重大な事故につながりやすいのです。
実際、令和元年中の交通事故のうち、ながら運転の場合とそうでない場合を比較すると、死亡事故の割合が約2.1倍も高まっています。